2024年の時点で闇金は店舗を持たない業者がほとんどです。
現代の闇金はトバシ携帯やトバシ口座を使って営業されており、業者の多くは姿を現すことがありません。※トバシとは身元が分からない様に工作された携帯電話や口座のこと
このタイプの闇金業者は090金融と呼ばれており、被害者の家に来て暴力を振るうと言ったことは行わずに、電話やLINEなど遠隔で取り立てを行います。
連れ去られたりというリスクは少ないものの、会社や身の回りの信用を壊しかねない卑劣な手段が用いられています。
2024年の闇金業者による取り立て手口
闇金による取り立て・嫌がらせ行為の主なもの
- 本人へ何度も電話をかける
- 本人へ電話やLINEで脅迫する
- 勤務先へ回線がパンクするほどの電話やFAXを2時間ほどかけ続ける
- 事前に本人の写真を送らせ、支払えなくなると写真をSNSへアップする
- ピザなどの出前を大量に本人へ送り付ける
- 消防車や救急車など救急車両を本人の住所や勤務先まで呼びつける
- 本人だけではなく家族や家族の勤務先にも同様の嫌がらせを行う
※実際に当事務所への相談で寄せられた闇金被害です。
2003年以前の直接的な取り立てから一変し、令和の闇金は上記の様な遠隔から行える取り立て・嫌がらせを行います。
放置していると、自分だけでなく周りへと拡大してしまうため、早急に手を打たなければなりません。
闇金によるSNSを使った取り立てが目立っています
最近の闇金はLINE(ライン)やX(Twitter)を使うことが多いです。
事前に本人のLINEグループを確認しておき、支払えなくなるとLINEグループに本人の不名誉な写真を晒すといった被害も報告されています。
令和の闇金は暴力ではなく、心理的なプレッシャーで支払わせる
「家族や会社に借金の事実を知らされ恥をかきたくない」という気持ちを利用して、闇金業者は違法な利息を支払わせ続けます。
暴力を振るうことは無いかも知れませんが、実際に勤務先への嫌がらせによって解雇されてしまうといった実害も生じてしまうため早めに対処をする必要があります。
闇金問題は専門知識を持った法律家へ相談を
闇金問題は、専門知識を持った法律家が介入すると、比較的早期解決が期待できます。
※当事務所の場合は9割近くが当日のうちに解決しています。
闇金の手口に詳しい法律家が介入すると、闇金のハッタリは通用しなくなります。更に法律家と揉めてしまうと警察が本格的に動く可能性も出てくるため、闇金は手を引くことが多いです。
闇金の借金は元金さえも返済する必要はありません。闇金との関係に悩んでいる方は少しの勇気をもってご相談ください。